筋肉が増えると、血糖値がさがりやすくなります。

稲田陽一 フォース

現代人の生活は、いろんな道具の出現によって、どんどん便利になるかわりに、身体を動かす機会が減ってしまいます。便利になればなるほど、運動不足になりやすいですよね。

その上、食生活も豊かになり、おいしいものがたくさんありますから、現代人の生活環境は、太りやすくなりますし、糖尿病にも(昔と比較すれば)なりやすいと言えると思います。

運動療法と、食事療法。

糖尿病の予防や改善には、「運動療法」と「食事療法」が大切であるとよくいわれますね。

生活習慣病という言葉が示しているとおり、運動不足や、食事の乱れの積み重ねが原因となっていることが多々ありますので、その二つを意識していくことが効果的といえます。

なぜ、運動療法が効果的なのか。

人の身体は、食べ物をとって、そのエネルギーを使って生命活動を行っています。運動をしなくても、日常の生活の中においても、そうした活動は行われてエネルギーを消費していますが、運動をして筋肉を動かすことによって、使われるエネルギーの量は増えますよね。それはつまり、血中のブドウ糖が使われるということですから、血糖値は下がる方向にいきます。

血糖値の改善において「食後の運動が効果的」といわれるのは、食後はどうしても血糖値があがるものですので、そのタイミングでの運動が勧められているということですね。

筋トレの効果。

上記のような「食後の運動」というのは、たとえば近所をウオーキングするなどの、いわゆる有酸素運動を示していると思います。有酸素運動はエネルギーを消費することに繋がりますので、ブドウ糖が使われますから効果が見込めますね。

一方、無酸素運動(筋トレ)は、有酸素運動のようなエネルギー消費にはなりませんが、別の形の効果があります。

筋肉が増えることで、血中のブドウ糖を取り込む場所が増加します

糖を体内に保存しておくために、グリコーゲンという物質に変換して蓄えておくのですが、その主な貯蔵場所は「肝臓」と「筋肉」なのです。

筋肉を動かして「運動」という形をとらなくても(ここでいう運動とは、主に有酸素運動のことですが)、筋肉があるとブドウ糖を取り込んでくれて、筋肉が増えると、糖を取り込んでくれる場所が増えるのですから、有酸素運動と筋トレを組み合わせていくと、より効果的と言えますね。

効果的な筋トレのために、パーソナルトレーニングを!

効果的な筋トレは、専門家の指導を仰ぐことが近道です。最初の数回だけ、トレーナーをつけて正しいフォームや負荷で行うことを身につけて、その後は自主トレに切り換えるという形などもよいでしょう。数回だけでも、かなり違ってくると思います。

効果的な筋トレは、回数や重さ、どんな方法や道具を選ぶかということには、あまり左右されないのです。どのような道具であっても、そのトレーニングが「筋肉を発達させることに、つながっていくか」が大事です。ただしいフォームや呼吸法で、負荷を与えたい部位に「効かせる」ことなんですね。

どんな方法であっても、強度がそれほど大きくなくても、「やらないよりは、やるほうがいい」これは確かですから、まずは自己流でやってみるというのもよいでしょう。それで数値上に効果がみられるならば十分です。

ですが、どうせ同じだけの労力や時間を掛けるなら、より効果的にと思う方は、どうぞ専門家をつけたトレーニングをご利用ください。身につけた知識や経験は、その後ずっと使えますから、数回だけでもお勧めします。

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