体が、こたえてくれる。

わたしたちの体は、生命を維持するための機能を備えていて、意識しようとしまいと無関係に、心臓が動いたり、消化や吸収がなされたり、体温を上げたり下げたり、・・・体に脂肪を蓄えたり(-_-)してくれます。

それらは必要に応じて作用しますから、意識的に、この動きを上げようとか、下げようとかはできないことがほとんどです。

「もっと、脂肪を燃焼させてくれ!」といっても、ちっとも、そのとおりになりませんし、「そんなに、脂肪を蓄えなくていいから!」といっても、まったく、そのとおりになりません笑。

一般的な方法で、30分くらい一生懸命に有酸素運動をしても、使われるカロリーはゆでたまご1個分とか、本当に少ないですし、これでもかと筋力トレーニングをしても、そう簡単には筋肉は増えてくれません。

体脂肪を下げて痩せることも、筋肉の割合を増やして基礎代謝を上げることも、もっと簡単にできたらいいけれど、しかし、そうならないのは、「体が生命を維持する目的を、最優先する」からなんですよね。

トレーニングの効果が、そう簡単にはクリアできないのは、体が自分に意地悪をしているのではなく、「自分を守っている」からです。

そのようにとらえてみると、とっても感慨深いものがありますよね。むしろ、トレーニングをしている自分のほうが、摂理に逆行しているような気がしてきたりとか、笑。

トレーニングの目的は人の数だけありますが、「健康的に過ごしたい」というのは皆に共通した目的のはずです。

そして、「健康的になる」というのは、自分の表面的な意識と、体の根元的な(生命を維持するという)目的と、どちらにも共通していることですから、

そう簡単には思ったとおりにいかなくても、時間はある程度掛かっても、地道に、しっかりとトレーニングを重ねていけば、確実に、体はこたえてくれるようになります。

これは本当に不思議な感覚なのだけれども、

トレーニングをしていると、最初のうちは、拮抗しているというかね、互いに押し合っている感覚なんですよ。

トレーニングの負荷に、体が抵抗しているような。体からの抵抗に、トレーニングの作用が押し返されて戻されるような。

けれど、それでも頑張ってトレーニングを続けていると、その押し合っている力が、ベクトルが揃っていくようになって、2つの力がひとつの目的に向かって大きくなっていくのです

何かが、カチッとはまるような、そういう瞬間があります。

トレーニングを、地道に真面目に続けている人だけが味わうことができる、この「時間を掛けて、体がこたえてくれるようになる感覚」を、パーソナルトレーニングという形のサポートで、多くの人にお伝えしていきたいです。

この時期を経験すると、その後の持続が楽になります。

効果がでやすくなるという意味でもそうですし、体が自分の意識を後押ししてくれるようになるのです。

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